同じ靴を履いて歩いて行こう



日本の電気会社が、ベトナムにTVを売る!マーケティングを展開しました。


「どのイメージキャラクターにしたと思いますか?」


 1 サザエさん

 2 鉄腕アトム

 3 おしん




このクエスチョンについて、200人の英会話学生達は議論し合いました。



「家族愛のサザエさん。家にある他の電化製品も売る展開ができる」


「最先端技術で夢のある鉄腕アトム」


 。。   。





正解は…  ・・「おしん」。  


半数の学生が選びました。




ベトナムは植民地だった。

中国、フランス、アメリカに虐げられてきた。

だから、共感は、「おしん」というわけです。



実際、ベトナムの家電ショップには

「おしん」のマスコットや広告が並び、

新開発されたTVのマーケティングは大成功しました。





相手の『歴史』に注目する

相手と同じ方向から見る


ことができるのがリーダーです。





家に電化製品がいっぱいある、というのは恵まれた先進国の発想。

未来に夢がいっぱいある、のは、毎日の生活に問題がない人の気持ちです。



.....


先見の明があるリーダーは、

どんどん高スペックなものを開発したくなります。

またその頭脳も能力集団も財力あります。



ところが、それとは逆に、



ローカルな生活をしている人々は、

高い物、高次なことを望んでいないのです



『安い方がいい』『簡単でお手頃がいい』人々の数の方が多い。

概して全体の8割におよびます。



それがゆえに、イノベーター達は、

『イノベーターのジレンマ』に陥っていくそうです。





自分の夢と、大勢が望んでいることの間の

『ギャップ』を見つめることが大事





You can never really know someone until you walk a mile in their shoes.

彼等の靴で、マイルを歩くまで、その人を決して理解はできない。




誰かを理解するには同じ道を歩いてみること



私は、画家のゴッホのことを、

「天才となんとかは紙一重」と思っていました。



実際、ゴッホが入院していたサン=レミの精神病院にも旅の仕事で訪れました。




ゴッホは、自分の耳たぶを切ってそれを恋人に手渡したり、

諍いからナイフを振り翳してゴーギャンを追いかけたりしていたのです。




800枚の絵を残し、生前に売れた絵はたったの1枚でした。




初めてゴッホの絵を見てから

30年後に漸く私は、

ゴッホが最後に過ごしたフランス郊外のAuvers-sur-Oiseを訪れました。




夕暮れどきに、ラヴー旅館からあの麦畑への細い野道を歩きました。



「ここをゴッホが歩いたのですか?」と尋ねますと、



「毎日、毎日」と教えてくださいました。




それを聞いたとき、


「あの子は、どういう思いで毎日この道を歩いていたんだろう」と、


母のような気持ちになりました。





そして、


麦の穂がざわめく


でも


静かに広がる麦畑を大きく見渡せたとき、



「あの向こうでゴッホは自分の胸を銃で打った」と示されました。





それから1年後・・・



麦畑の黄色鮮めく絵の前に立ったとき、



私には初めて



ゴッホの想いが絵筆の中に見えました。

 



相手の横に並んで

一緒に同じ方向を見つめる



そうしてやっと、

相手と向き合えるのでしょう。




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